ユニバーサル基板で作っていたGadgetBaseのプリント基板を開発していました。
先日、P版.comさんに発注しました。
開発には以下のツールを使いました。
回路設計:BSch3V
基板CAD:CADLUS X
全てフリーソフトです。開発者には感謝です。
基板はこんな感じです。
サイズは横92.5mm、縦50mmです。真ん中より水平にVカットを入れています。ここで基板を割って重ねてレイアウトする予定です。上半分がCPUボード、下半分はQWERTYキーボードです。
ユニバーサル基板で作った物より以下の点を変更しています。
- RS232C(SCI1)をUSBシリアル変換IC(FT232RL)に変更
- キーボードをQWERTYキーに変更
- LEDを1つ追加(キーボードの右上に配置)
- 電源ICにPFMステップアップDC/DCコンバータ、HT7750Aを採用
- (動くか分からないけど)H8/3069のADコンバータで電池電圧を測定可能に
- (動くか分からないけど)USBバスパワー、DC、電池の3電源駆動
以前の電源ICにはMAX879を使っていたのですが、現在はほとんど入手できません。最近になってステップアップDC/DCコンバータのHT7750Aが秋月電子通商さんで扱うようになったのでプリント基板の開発に踏み切りました。電池駆動はどうしても実現したかったのです。(^^;
ただし、MAX879もそうですが最大電流が200mAと小さいのでUSBホストに接続できる機器はキーボードやマウス(USBメモリもいけるかな?)、位になると思います。ハードディスクや無線LANは無理でしょう。(とは言えまだドライバもありませんが(^^;)
プリント基板の配線を実物大に印刷して、いくつか部品をおいてみました。設計にミスがないか確認できます。今のところ半田付けで問題となりそうなところはなさそうです。