GadgetSeed  0.9.6
メモリ管理

GadgetSeedはヒープメモリとヒープメモリを取得、開放するAPIがあります。

GadgetSeedのヒープメモリ構成は以下の2種類よ選択することが出来ます。

  • newlibのAPIであるmalloc()、free()を使用する
  • GadgetSeedの独自APIを使用する

newlibのAPIを使用する場合マクロ GSC_MEMORY_HEAP_IS_NEWLIB を定義して下さい。 この場合ヒープメモリエリアは .bss の最終アドレス以降となります。

GadgetSeedの独自APIを使用する場合、ヒープメモリサイズはマクロ GSC_MEMORY_HEAP_SIZE で定義して下さい。


メモリ管理API

include ファイル : memory.h

API名 機能
alloc_memory() メモリを確保する
free_memory() 確保したメモリを開放する
heap_total_size() 全てのメモリのバイト数を取得する
heap_free_size() 未確保のメモリの合計バイト数を取得する

GadgetSeedの独自APIを使用する場合、更に以下のAPIが使用できます。

include ファイル : memory.h

API名 機能
memory_size() 確保したメモリのバイト数を取得する