GadgetSeed  0.9.6
グラフィックス

GadgetSeedは標準化された表示デバイスと表示デバイスへのグラフィックス描画APIを持ちます。

グラフィックスを使用するには、以下のコンフィグ項目を有効にして下さい。

COMP_ENABLE_GRAPHICS

グラフィックス関連データ構造体

グラフィックス関連APIは以下の構造体を使用します。

グラフィックスAPI

グラフィックスデバイス制御API

以下のAPIはグラフィックスデバイスに対する設定を行います。

include ファイル : graphics.h

API名 機能
register_graphics_dev() グラフィックライブラリにデバイスを登録する
get_frame_num() フレームバッファ数を取得する
set_display_frame() 表示するフレームバッファ番号を設定する
get_display_frame() 表示しているフレームバッファ番号を取得する
set_draw_frame() 描画するフレームバッファ番号を設定する
get_draw_frame() 描画するフレームバッファ番号を取得する
init_graphics() グラフィックスライブラリを初期化する
get_screen_info() スクリーンのサイズ情報を取得する

グラフィックス描画設定API

以下のAPIはグラフィックス描画に関する設定を行います。

include ファイル : graphics.h

API名 機能
clear_clip_rect() クリッピングエリアを無効にする
set_clip_rect() クリッピングエリアを矩形で指定する
set_clip_box() クリッピングエリアを四角形で指定する
get_clip_rect() クリッピングエリアを矩形で取得する
clear_screen() 画面を全て0で描画する
set_forecolor() 描画の色を設定する
get_forecolor() 描画の色を取得する
set_backcolor() 描画の背景色を設定する
get_backcolor() 描画の背景色を取得する
set_draw_mode() 描画モードを設定する
get_draw_mode() 描画モードを取得する

グラフィックス描画API

以下のAPIはグラフィックス描画を行います。

include ファイル : graphics.h

API名 機能
draw_point() 点を描画する
draw_h_line() 水平線を描画する
draw_v_line() 垂直線を描画する
draw_line() 直線を描画する
draw_rect() 矩形を描画する
draw_round_rect() 角の丸い矩形を描画する
draw_fill_rect() 塗りつぶした矩形を描画する
draw_round_fill_rect() 角の丸い塗りつぶした矩形を描画する
draw_bitdata() ビットデータを描画する
draw_enlarged_bitdata() 拡大したビットデータを描画する
draw_bitmap() ビットマップデータを描画する
draw_enlarged_bitmap() 拡大したビットマップデータを描画する
draw_circle() 円を描画する
draw_quarter_circle() 1/4の円を描画する
draw_fill_circle() 塗りつぶした円を描画する
draw_ellipse() 楕円を描画する
draw_fill_ellipse() 塗りつぶした楕円を描画する
draw_box() 四角を描画する
draw_round_box() 角の丸い四角を描画する
draw_round_fill_box() 塗りつぶした角の丸い四角を描画する
draw_fill_box() 塗りつぶした四角を描画する
draw_vertex4_region() 塗りつぶした4頂点の領域を描画する
draw_sector() 扇形を描画する
draw_image() イメージデータを描画する

グラフィックス演算API

以下のAPIはグラフィックスデータの演算を行います。

include ファイル : graphics.h

API名 機能
and_rect() ２つの矩形のアンドを求める
empty_rect() 矩形が0か調べる
correct_rect() 矩形を修正する
is_point_in_rect() 座標が矩形の内部か調べる
is_point_in_box() 座標が四角の内部か調べる
box2rect() box -> rect 変換
resize_image() イメージデータのサイズを変更する