基板の課題

忘れないうちに基板の課題事項をメモ

・電解コンデンサ(C11)のシルクを書き忘れている

凡ミスです。

・L1のフットパターンがピッタリすぎて半田付けがしづらい

データシートの通りだとピッタリなのですが、手付けを考えると少し大きめにするべきでした。

・リセットIC(TCM809)のフットパターンがちょっと大きい

ライブラリを使ったんだっけ?自分で入力したのかな?微妙に合いませんでした。

・LCDのコネクタ用端子の穴が小さい。

コネクタ入りません。orz

・SCI0のRXDをプルアップしておくべきだった

h8monはSCI0をgdb-stub用のI/Fにしているのですが、ゴミを受信して勝手にstub機能が動作してしまいます。拡張用にと思って端子を出しておいたのですが、オープンのままだったので取りあえず10Kでプルアップしました。

・UBSシリアル(FT232RL)が不安定

USBの配線はシビアなのかな?ジャンパで安定したのですが、せいぜいフルスピード(12MBps)と思って適当に配線したのがまずかったのかも?

・USBシリアル(FT232RL)にリセット入れなくてもよかった?

リセットIC(TCM908)からのリセットをFT232RLのリセット入力に入れていたのですが、リセットのたびにUSBが再認識されるのはどうかと思い、パターンをカットしました。


あと、パターンの変更はないのですが、キーボードに乗せている面実装LED(松下 LNJ208R8ARA)を点灯するとかなり熱くなっていました。抵抗10Ω入れていたのですが、電流が流れすぎていたようです。1KΩまで上げてもちゃんと光るのでこの値にしました。

いま、HT7750Aを使った電源回路を試しているのですが、あまり電流流せないみたい。スペック上200mAですが、よく見たらDRAMってリフレッシュ中90mAも流れるんで結構きついようです。電源をエネループ2本直列だとUSBシリアルがPCから認識しません。電池駆動は厳しいかなぁ(^^;

完成間近?

少しずつ部品を実装して動作を確認しています。

DRAM実装後、h8monのメモリチェック機能を使って動作を確認しました。

ベリファイエラーが山のように出ます。(;_;)

H8のD0とD1が半田ブリッジしていました。

直して再び確認すると僅かにエラーが出ます。

>memck
Memory check.
Start  : 400000
End    : 5FFFFF
F.Data : 00000000
Writing…
Checking…
Verify Error at 455C1C W:00015707 R:00095707
Verify Error at 4F674C W:0003D9D3 R:0003D9D2
Verify Error at 540070 W:0005001C R:0005201C
Verify Error at 58FE44 W:00063F91 R:00063791
Verify Error at 59FD1C W:00067F47 R:00467F47
>memck
Memory check.
Start  : 400000
End    : 5FFFFF
F.Data : 00000000
Writing…
Checking…
Verify Error at 455C1C W:00015707 R:00095707
Verify Error at 58FE44 W:00063F91 R:00063791
Verify Error at 59FD1C W:00067F47 R:00467F47
>

DRAMのリフレッシュ間隔を縮めるとエラーが無くなりました。取りあえずこれで良しとします。

DRAMは沖電気のMSM5117800を使っています。BSCの設定は以下にしました。

RTCOR = 5;    //
RTMCSR= 0x30;    // Φ2048

DRCRB = 0x98;    // カラムアドレス10bit

DRCRA = 0x7c;    // CS2:DRAM空間,P81出力

MicroSD、LCD、EEPROM、RTCも取りあえず動いているようです。

img_0983

LCDはコネクタで接続しようと思っていたのですが、GadgetBase側のスルーホールが小さくてコネクタが入りませんでした。(;_;)いろいろミスっています。

キーボードも半田付け終わりました。46個のタクトスイッチがあります。を正直しんどかったです。終わった後のビールがう旨かった。(^^;

img_0986

残りは電源回路と、USBホストです。

キーボードのドライバがまだなのでGW中に書く予定です。

何とか動いてきました。

なんとか動き出してきました。

最初、MD2ピンのプルアップ抵抗の半田不良に気づかず、FLASH書き込みソフトは動作するのに、書き込んだモニタソフトが起動せず、かなりうろたえました。(^^;

MD2がLowだと内蔵FLASH ROMが有効にならないのです。

img_0975

USBシリアル変換は回路のミスで2本のジャンパが必要です。

img_0978

クリスタルの下にスルーホールを置いたのも、ちょっと失敗でした。部品と密着させて実装すると回路がショートする恐れがあるので、少し浮かせて半田付けする必要があります。

img_0981

Mini-USBコネクタにもジャンパを1本入れています。パターンが問題なのか原因は不明ですが、これを入れないと、PCからのUSBシリアルの認識が不安定になります。

組み立て開始

仕事が忙しくて、折角到着した基板も組み立てもさっぱり進みません。(^^;

取りあえず、H8が動く最低限の部品を実装することにします。

img_0970

半田ブリッジはお構いなく半田をのせていきます。

img_0971

半田吸い取り線で余分は半田をとれば、綺麗になります。

img_0973

確認のためのルーペは必須です。