ハセガワ 1/72 F-15Jイーグル

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ハセガワのF-15は2種類のキットがありますが、これは新しい方のキットです。十数年前に旧キットを作ったことがあるのですが新キットは旧キットに比べて細部のディティールは格段に良くなっています。しかし、パーツの分割も多いため工作は手間が多くかかりそうです。

F-15Jは航空自衛隊の主力戦闘機です。設計は米国マクドネルダグラス社(現ボーイング社)ですが、F-15Jは三菱で生産していました。現在は生産を 終了しており、航空自衛隊は約200機保有しております。1982年の配備開始からすでに20年経過していますが、現在においてもその能力は世界最強とい われています。大変高価な戦闘機で保有国も米国、日本の他は、イスラエル、サウジアラビアのみです。装備や電子機器の近代化が計画されており、今後も主力 戦闘機として使用される予定です。

コクピットのディティールや、精密な筋彫り等、非常によく出来たキットだと思います。キットには武装が一切入っていないため、今回はアクセサリキットからAAM-3空対空ミサイルと、AAM-4空対空ミサイルを付けてみました。

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部品数は非常に多いです。さらに細かいデカールが100枚以上あります。武装が無いため、別売の「航空自衛隊エアクラフトウェポン」を使います。個人的には戦闘機は武装していた方がカッコいいと思います。

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コックピットは細かな計器類まで精密にモールドされています。パネルのデカールも付属していますが、今回は気合で塗り分けました。

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主翼は付け根の辺りで上下2分割されていますが、そのまま接着すると少し奥に埋まってしまうため、プラバンで裏打ちしました。

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主翼右付け根にある20mmバルカン砲は内部に砲身のモールドまであります。砲身のカバーは機体とともに上下に分割されており、砲身をあらかじめ接着して おかないと機体も接着することが出来ません。ここを先に接着すると継ぎ目の処理や塗装がやり辛くなるため思い切って切り離しました。仕上げ後に接着してい ます。

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エアブレーキは開状態も選択できますが、地上に待機しているときは開いていることはめったに無いそうです。エアブレーキのヒンジの部分は実機で少し細く なっていますが、キットでは表現されていません。そのため瞬間接着剤で一旦エアブレーキ付け根の筋彫りを埋めてから実機同様の形状に彫りなおしています。

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エンジン周りは金属色なのですが、素材の違いから微妙に色が異なります。実機写真を参考に、シルバーや黒鉄色、焼鉄色、スモークグレーを混色して、パネルの違いを表現しました。

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F-15も配備から地道に改修されていますがライトニングアレスター(レドームに放射状に付けられた細い帯状のモールド)も改修によって付けられました。キットにはモールドが無いため、伸ばしランナーで表現してみました。

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機体の迷彩塗装はマスキングは行わず、新たに購入したタミヤスーパーファインエアブラシで直接書き込みました。繊細なぼかし塗装が出来ます。このスケールの航空機を塗装する方にはお勧めです。

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実機写真を参考に汚れをエアブラシで書き込みます。パネルラインに沿って煤けた感じを表現してみました。全体の墨入れはミディアムグレーで行いました。稼動部分は少し強調するためフラットブラックで墨入れしています。

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機体にはいたる所に細かな注意書きか書かれていますが、これらもデカールが付属します。正直膨大な数です。これらを貼るだけで一週間ほどかかりました。デカールを貼り終えた後は、水性フラットクリアで艶を均一に整えています。

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実機写真をみると、パネルライン周辺が白っぽくなっています。これは痛んだ塗装部分を新たに塗りなおした跡です。これもエアブラシで書き込んでみました。実際はもっと色の差がはっきりしていると思いますが、ここは好みでバランスをとりました。
後で気が付いたのですが左の写真の機首左にあるひょうたん型のモールドは航空自衛隊のF-15には無いそうです。この状態から消すのは困難なので放置しました。(^^;
エンジンノズルは複雑な形状を再現するために放射状に7分割されています。これを綺麗な円に接着するのはかなり大変です。このキットの最大の難点でしょう。

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HUDのガラスはキットのものは厚すぎると感じたので0.2mmの透明プラ板で作成しています。実機の写真では2枚に見えるので、そのようにしてみました。
キットにはAAM-4を固定する輪状の装置が付いていますがうまく固定できないため、これもプラ板で作成しました。固定強度を確保するため真鋳線を埋め込んでいます。

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日の丸のデカールが妙に明るい気がします。ここは塗装のほうが良かったかもしれません。
全体的にパーツの合いはよくないため、修正に時間がかかりましたが、良く出来たキットだと思います。完成まで約2ヶ月かかりました。

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