タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ No 105 野戦救急車
イギリス 2トン 4×2 野戦救急車は民間用小型トラックであるオースチンK30をベースに開発され、第2次世界大戦中に救護活動に活躍しました。
今回紹介するのは1/48タミヤミリタリーミニチュアシリーズのイギリス 2トン 4×2 野戦救急車です、本キットは2023年12月に発売されました。
シャーシフレーム、サスペンション周りから組み立てます。プロペラシャフトやディファレンシャルギアもパーツ化されています。
シャーシ周りを組み立てた状態です。
タイヤはプラスチックパーツになっています。前輪・後輪はホイールのデザインが微妙に異なるのですが取付時に間違えないように、車軸の穴の形状が四角と丸で区別できるようになっています。
ボディーのパーツ形状です。車内後部の内装は再現されておらず、後部の扉も閉じた状態になっています。
組み立てたボディーの裏側です。
ボンネット周りのパーツ構成です。
ボンネットを組み立てた状態です。
ドラーバーのフィギュアも付きます。
ここまで組み立ててから、塗装に入りました。
サーフェーサーはグレーを使用しました。車体裏面は情報量も多く、見どころ多めです。(^^
フロントバンパー(?)の付け根の部分にはフック等をかけるためと思われる穴が、キットでは省略されていたのでピンバイスで穴を開けました。
タイヤの塗装はホイールを塗装してから丸く切り取ったマスキングテープでホイールをマスクして塗装しました。
タミヤのXF-85タイヤブラックは、ゴムの質感がリアルだと思います。
ボディーの色はオリーブグリーンなのですが、影になる部分はフラットブラックを混ぜて少し暗めにしています。ハイライトになる部分はフラットイエローを混ぜて少し明るめにしました。
赤十字マークはデカールが用意されています。
運転席の計器類もデカールで再現されています。
デカールを貼った状態です。
運転席は予め、黒のスミ入れ塗料で墨入れし、ウェザリングマスターをドライブラシの要領でエッジを明るくしています。
フィギュアを塗装した状態です。近年のタミヤのフィギュアのクオリティ同様に服のシワ等、非常にリアルな感じです。
タイヤやタイヤハウスはクレオスのウェザリングペーストで泥汚れを書き込んでいます。車体全体もウェザリングカラーのサンディーウォッシュで砂埃を被っている感じを出してみました。
更にタミヤのウェザリングマスターで全体の汚れを調整しました。
この野戦救急車は、一昨年他界した英国エリザベス女王も即位前の第2次世界大戦中に、英国女子国防軍に入隊し後方支援として整備や運転も行っていたとのことです。
これまで主に戦闘車両を作ってきましたが、野戦救急車のような後方支援車両は初めて作りました。本キットも安定したタミヤのクオリティで、組み立てもストレスなく1週間ほどで完成しました。1/48スケールなので航空機模型と組み合わせた情景作成などにも応用できそうです。
コメント
下回りを見ながら御飯何杯でもいけそうですね。
いつもコメント、有難うございます。
下回りのメカメカしいところが見どころですね。
車体内部の再現と、後部ハッチの開閉ができれば言うことなしですね。(^^;