フジミ 1/24 スズキハスラー

昨年5月から10数年ぶりに模型工作を再開しました。幾つか完成したものがあるので、またブログで紹介したいと思います。

コロナ禍でゴールデンウィークに行くところもなく暇を持て余したため、積みプラだったフジミの初代ハスラーを作成することにしました。これまでほぼ飛行機メインのミリタリー系を作ってきたのですが、自分自身ハスラーのオーナーなこともあり、本キットを購入していました。

本キットはスナップキットのため、部品をはめ込むだけで接着剤不要で完成させることができます。各部品の色分けも巧妙で、付属のシールを使うことで、塗装無しでも素晴らしい出来になります。近年のプラモデルの進化が感じられるキットです。

但し今回は、プラモ作りのリハビリも兼ねて塗装で仕上げることにしました。10年以上稼働していなかったコンプレッサー(タミヤ、初代スプレーワークHGコンプレッサーレボ)のスイッチの接触が悪くなっていたので、これの分解修理からはじめました。長年非稼働だったのですが、スイッチ以外は問題なく、空気圧も以前と変わらず使えました。(^^;

シャーシやサスペンションもとてもよくできていて、裏から見ても見どころのある仕上がりになっています。マフラーはメッキ済みパーツでしたが光り過ぎな感じなので、シルバーで塗り直しています。あと、エンジンもシルバーで塗っています。

ダッシュボードも完璧に再現されています。複雑な色配置は付属のシールでも再現できるのですが、シールは厚めで細かなディテールがなくなりそうなので塗装とデカールで仕上げました。メーターパネル等はお手軽なシールとデカールの両方が付属します。仕上がりを重視したい方はデカールが選択できるのは嬉しいポイントです。

ハスラーのシートのステッチは白いのですが、これを再現するためのシールが付属しています。これは、付属のシールを使いました。内装は黒のプラ部品なのですが、実車は真っ黒ではなく、暗めのグレーなのでジャーマングレー+黒で塗装しています。

シートも内装と微妙に色調を変えて塗っていますが、写真ではあまりわからないですね。(^^;シートベルトのスイッチは実車同様の赤で塗装しました。

車体色はマイカーと同じくカーキにしています。写真からもわかること思いますが、購入したキットのボディーカラーはホワイトです。(なんとハスラーのキットは多くのカラーバリエーションが個別の製品として用意されているのです。)カーキのキットもあるのですが購入した当時、カーキは品切れでした。ただし、塗装を前提とするのであればホワイトがベストとかと思います。カーキは自分で調色したのですが、実写に比べて少し緑が強くなってしまいました。実車はもう少し黒っぽく若干メタリックが入っています。

実車のハスラーはカラーバリエーションが多く、天板の色がボディーと異なるツートーンカラーも選択することができます。キットもこのあたりを考慮してか、天板が別パーツになっています。

ブレーキランプは赤マジックで塗っています。クリア塗料の塗装よりお手軽です。

実車のバンパーとフェンダー周りは暗いグレーなのでほぼジャーマングレーで塗装しています。エンブレムはデカールで再現されています。エコカーマークもデカールが付いてきます。

ホイールは黒で墨入れしています。ドア周りなどの接合部は濃い緑で墨入れしました。

フロントグリルのメッキ部分はメッキシールが付属していますが、シールの厚さが気になったので代わりにメッキテープ(ニチバン マイラップ 銀)を貼ってみました。これはフェンダーミラーのミラー面にも使っています。

完成には3週間ほどかかりました。昔のスナップキットは再現度がイマイチなイメージが有りましたが、本キットは普通のスケールキットと比べても、全く遜色ないと思います。ハスラーオーナーであれば普段、模型工作をしない方でも楽しめると思います。

本当に久しぶりの模型工作でしたが、以前に使っていた接着剤やパテ、塗料はほぼ全滅でした。塗料は百色以上の在庫があったのですが、使えそうなのは数色でした。塗装はクレオスの塗料をメインに使っていましたが、現在販売中のものは、以前と瓶蓋のデザインが変わっていることに初めて気が付きました。下の写真は破棄したおびただしい数の塗料です。(^^;

現在まで6つほど完成した作品があるので、これからもぼちぼちと模型工作の楽しさを作品と共に紹介していきたいと思います。

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