キューベルワーゲンは第2次世界大戦中にドイツで生産された小型軍用車両です。製造はフォルクスワーゲンで、設計は自動車工学で有名なフェルディナント・ポルシェ博士です。ポルシェ博士の孫であるフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェはドイツの高級自動車メーカ、ポルシェの創業者であり、ポルシェ911のデザイナーとしても有名です。
タミヤの本キットは1/48スケールのミリタリーシリーズの一番最初の製品で2003年に発売されました。最近の私のお気に入りのシリーズの原点を作ってみます。(^^
パーツの分割は、よくある自動車プラモデルとはだいぶ異なります。シンプルな構成で実車も生産性は高そうです。
とりあえず、仮組みして塗装の工程をどうするか?考えます。
ほぼ、飛行機モデルと同じように内装を先に塗装してから組み立てることにしました。ざっくり塗って、ダークブラウンやブラックで墨入れしています。
ボディーを組み立ててから、ちょっと面倒ですが内装をマスキングします。
サーフェーサーはグレイにしてみました。
今回はの塗装は、タミヤのアクリル塗料を使ってみました。これまでクレオスのラッカー系塗料を使うことが多かったのですが、初めてエアブラシでアクリル塗料を使ってみました。薄めの加減がラッカー系に比べてシビアな気がしましたが、乾燥も早く、なれるとラッカー系と遜色なく使えそうです。
塗装後にマスキングを剥がした状態です。
フロントガラスやヘッドライト等の小物を接着して、ダークブラウンでウォッシングしてみました。
ナンバープレート等のデカールも付きます。
このキットにはパイロット(左)と空軍士官(右)のフィギュアが付きます。重要な脇役です。(^^;
今回の塗装は、まずつや消し黒を先に塗ってから…
フィールドブルー(XF-50)をドライブラシの要領でこすりつけてみました。影が強調されて良い具合に立体感が強調できたと思います。
細かな塗装を筆塗りして、各種スミ入れ塗料で影を入れていきます。
パッケージのイラストのようにパイロットと士官は地図を見ているポーズになっています。地図はパケージと、モノクロ版が説明書に印刷されているのですが、手帳用の薄い紙で自作しました。フリーハンドで鉛筆で適当に書いて、薄めたラッカー塗料で色を塗っています。ものすごく適当ですが、小さいので気にしません。(^^;
フィギュア台は、タミヤのエポキシパテで作っています。
今回は追加工作は一切なく、キットのままの仕上がりです。(地図以外は(^^;)
リアのエンジンカバーの下にはエンジンの造形もあります。ちなみにエンジンは空冷水平対向4気筒OHV、排気量は中期型までが985cc(23.5ps)、後期型は1130cc(25ps)だそうです。
せっかくなので前回作成したメッサーシュミット Bf109 G-6も、一緒に撮影してみました。むしろこれがやりたくて本キットを作っています。(^^;
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