タミヤ 1/48ドイツ陸軍 8輪重装甲車 Sd.Kfz.232

タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ No 74 ドイツ陸軍 Sd Kfz 232

タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ No 74 ドイツ陸軍 Sd Kfz 232

ドイツ陸軍の8輪重装甲車 Sd.Kfz.232は、第二次世界大戦中に使用された偵察装甲車です。この車両は、偵察任務を主な目的として設計され、長距離の無線通信が可能な無線機と大型のアンテナを装備していたことが特徴です。

今回紹介するキットはタミヤ 1/48ドイツ陸軍 8輪重装甲車 Sd.Kfz.232です。本キットは2013年に発売されました。

車体のパーツ構成です。車体裏側の情報量も多いです。

タイヤのパーツ構成です。

サスペンション周りのパーツ構成です。全ての車輪が駆動輪と操舵輪を兼ねていることがわかります。

2輪毎にフェンダーが付きます。8輪車なので4セット組み立てるのですが、全て異なる形状になっています。

全てのフェンダーを組み立てた状態です。

車体裏面にサスペンションとフェンダーを接着した状態です。メカメカしさ満点です。(^^;

全面のヘッドライトや増加装甲板のパーツ構成です。増加装甲板の側面は肉抜きしてあるところがかっこいいですね。(^^;

車体後ろ側のパーツ構成です。

砲塔のパーツ構成です。主砲に20mm KwK 30機関砲を搭載しており、副武装として7.92mm MG34機関銃を備えています。

砲塔を組み立てている状態です。上部と後部のハッチは別パーツになっています。

コマンダーのフィギュアが付きます。

全体を組み立てた状態です。Sd.Kfz.232は大型の無線機を搭載しており、そのために特徴的なフレーム型のアンテナが車体の上部に取り付けられていました。この無線装備により、前線と司令部との間で長距離通信が可能でした。

下地塗装のサーフェーサーはグレーにしました。

影になるような部分や、ハッチ類の周りはあらかじめフラットブラックを塗装しました。

本キットではジャーマングレー単色とダークイエロー、ダークグリーンの迷彩塗装の2種類が選択できます。今回はジャーマングレー単色の塗装を行いました。ハイライトになりそうな部分は若干フラットホワイトを混ぜて明るくしています。

タイヤの塗装はサークルカッターで切り抜いたマスキングテープを使って塗り分けています。

タイヤは8個もありますが、戦車のロードホイールに比べれば楽勝です。(^^;

細かな部分を塗り分けた状態です。

この状態でデカールを貼りました。

レッドブラウンをチッピング塗装して錆を書き込みました。

クレオスのウェザリングカラーのシェードブルーを全体に薄く塗ってフィルタリングを行いました。

タイヤはクレオスのウェザリングペースト、マッドイエローで汚し塗装を行いました。

パネルラインにタミヤの墨入れ塗料、ブラックで墨入れを行いました。

エナメル溶剤を含ませた綿棒や筆で余分な墨入れを拭き取ったり、全体の調子を整えています。

全体の砂埃や土汚れをタミヤのウェザリングマスターで書き込んでいきます。

コマンダーを塗装した状態です。

Sd.Kfz.232は大型の無線機を搭載しており、そのために特徴的なフレーム型のアンテナが車体の上部に取り付けられていました。この無線装備により、前線と司令部との間で長距離通信が可能でした。
Sd.Kfz.232は主に偵察部隊で使用され、機動力と通信能力に優れた車両として、ドイツ陸軍の様々な戦線で活躍しました。

タミヤの1/48ミリタリーミニチュアシリーズは個人的に気に入っているシリーズで、これまでもいくつかのキットを紹介してきました。今回は戦車以外の軍用車両であるSd.Kfz.232を作成してみましたが、戦車とは違う新鮮な感覚で工作を楽しむことができました。

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