ハセガワ 1/72 三菱 A6M2 零式艦上戦闘機21型

IMG_1360旧日本帝国海軍のエースパイロット、坂井三郎の著書「大空のサムライ」は、現用機しか作っていなかった私が大戦機を作るきっかけとなった本です。氏につい てはネット上でも非常に多くの情報がありますので、ここでの説明は省略します。今回作成した機体番号「V-128」は坂井三郎のラバウル航空隊時代の搭乗 機です。ガダルカナルで2機撃墜しながらも被弾し、右目の視力を失う重症を負いながら、1000Kmにも及ぶ帰路を4時間半かけて奇跡的に帰還した時の機 体です。坂井三郎氏は一昨年前に他界されましたが、この21型を数多い零戦のバリエーションの中でも最も高く評価していました。

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本キットはパッケージにも「サムライ」と記載されており、明らかに「大空のサムライ」をモチーフにしたものです。本の冒頭は、まさに先ほど説明した、ガダルカナルでの被弾のシーンから始まります。

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正直、大戦機はどう作って良いのかよく分からなかったため、とりあえず説明書通りに作ります。作っていた当時はろくに資料も集めていなかったので、今思うと照準機くらいは工作しても良かったかもしれません。

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問題はこのキャノピーです。かなり小さく、窓枠が多いためマスキングは大変です。筆塗りのほうが楽だったかもしれませんがマスキングテープを、張っては大きさを調整、を繰り返しました。四角でない窓枠はマスキングゾルを塗りました。

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キャノピーは機体内部色を予め塗ってから接着しました。この後、サーフェーサを塗ってから機体色を塗りました。

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脚室の青竹色は後から塗りました。マスキングが楽なため、機体色を先に塗ってから脚室を塗っています。

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墨入れは、ミディアムグレーにしました。この後いつもの現用機のように水性フラットクリアでコートしています。黒に水性フラットクリアをコートすると白っぽくなるため、エンジンカウルの接着前に行いました。
それから苦労して貼ったキャノピーのマスキングをはがします。キャノピーのマスキングを剥がすのはいつもワクワクします。

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現用機とまったく同じように作ってしまったため、綺麗な零戦になってしまいました。やはり大戦機は汚れているほうが雰囲気が出ますね。21型のグレーの汚 れはどう塗って良いか悩むところです。稼動時のカラー写真など存在しないため、この辺はモデラーの想像力が問われる所なのでしょう。

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