ハセガワ 1/72 F-16CJ(BLOCK 50)ファイティングファルコン

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在日米軍三沢基地配備の機体です。F-16では日本国内で最もよく見られる機体と思われます。
ちなみにこのキットの作成はモデラー復帰第2作目です。完成まで2ヶ月近くかかりました。現用機では個人的にもっとも好きな機体です。おそらくF-16の キットは一番多く買っています。モデラー復帰前にも1/32から1/144のスケールまで幾つか購入しましたが、このキットは初めて作成しました。完成後 も、同じキットをもう一つ買ってしまいました。

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大体の接着をしてサーフェイサーを吹いたところです。
コックピットのフロントパネルと機体上面にかなり隙間が空きます。背もたれの部分も大きく隙間が開きます。コックピットは開けておきたかったので、ここに 隙間が開くと、あまりかっこよくありません。背もたれの部分とコンソールパネルをプラバンで上方向へ延ばしました。(そうしないとコンパネのデカールも合 わない)

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エアインテークと機体の合いがいまいちよくありません。パテで修正しま した。 塗装前にタミヤスーパーサーフェーサーを吹きました。 タミヤのサーファーサーはグンゼの物に比べて表面の状態が非常によくわかるようになるのですが、艶消しがきついため研ぎ出しが必要だと思います。2000番のサンドペーパで磨きました。

レドーム部分も上下分割のため継ぎ目を消すとライトニングアレスターのモールドが消えてしまいます。伸ばしランナーを貼付けてモールドを復活させました。(写真はいまいち分からないですね)

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このキットにはAGM-88 HARMミサイルが付属しています。このミサイルは別売りのウェポンキットにも付属していないので貴重?です。 Hasagawaあたりから別売キットで販売してほしいなぁ。接着強度を確保するために、接着面には0.5mmの真鋳線を埋め込みました。

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エンジンノズルは始め筆塗りで塗装したのですが、綺麗に塗り分け出来ません。(単に下手なだけ)ブレード(?)一枚一枚を均一に塗り分けるのは少々しんど いので、ここは割り切って塗り分けのマスクをマスキングテープを量産して張り付け、エアブラシで一気に塗りました。ノズルの部品分割の関係で、接着後に塗 らねばならず、周辺を広くマスクする必要があります。

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コックピット後方と垂直尾翼の塗り分けは実機では、わずかにぼかしが入っています。マスクに紙を少し浮かせて張り付けエアブラシで塗装します。 キャノピーを仮付けして一緒に塗りました。

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デカールを貼る前にエナメル塗料で墨入れをします。薄く溶いたフラットブラックをパネルラインに流し込み、塗料が乾いた後にふき取ります。デカールを貼った後、デカールの上にさらに墨入れをしました。

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ACES-IIイジェクションシートは1ピースの一体整形です。ハセガワの新 しい金型のF-15の物と比べるとちょっとモールドが寂しいかな?

塗装の仕上げに水性フラットクリアを吹きました。水性のフラットクリアは水や溶剤等で薄めず、そのままエアブラシで吹くほうが良いと思います。

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シートにパイロットを載せて完成です。梱包のことを考えて垂直尾翼とキャノピーは接着していません。

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完成品は、いつもお世話になっている、私にF/18Cホーネットのキットをプレゼントしてくれた上司にプレゼントしました。

キットの箱を利用して梱包しました。

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