ファインモールド 1/72 F-14A トムキャット

ファインモールド 1/72 F-14A トムキャット

F-14Aトムキャットは特徴的な可変翼機や、映画「ファイナル・カウントダウン」や「トップガン」でも登場していることからアメリカ海軍戦闘機としては非常に有名な機体だと思います。今回作成したF-14でも初期A型でハイビジ塗装と呼ばれる、後期のロービジ塗装に比べて目立つ塗装のものを作成しました。この機体は垂直尾翼のドクロマークで有名な第84戦闘飛行隊、通称「ジョリーロジャース」の塗装のものです。ジョリーロジャースは映画ファイナル・カウントダウンで登場して一躍有名になりました。アメリカ海軍のF-14は後期のD型まで2006年に全機退役しており、現在はイランでのみ運用されているそうです。

このキットは2017年末の発売で、F-14のキットとしてはかなり新しいです。メーカーサイトの説明通り、細部の再現も素晴らしく1/72スケールとは思えないほどです。

シートの出来もそのままで十分素晴らしいのですが、オプションのディテールアップパーツのシートベルトを追加しています。

コックピットパネルは、前席のスロットルレバーのみ、伸ばしランナーでそれっぽく追加しました。

細部まで抜かりのないディティールです。1/72スケールでコックピット左右のキャノピーと胴体の接合部分までモールドがあるキットはあまりないのではないでしょうか。

エンジン内部もすごい再現度です。完成するとほとんど見えなくなってしまうのが残念です。

エアインテーク内部も多くのパーツで構成されており、可動部分がどうなっているかわかります。

写真ではあまりわからないのですが、細かなモールドがぎっしりです。

このキットは、各箇所の点検扉を開いた状態で組み立てることができます。今回は全扉を開いた状態で組み立てることにしました。コックピット後方は、点検扉を開いた状態のパーツと閉じた状態のパーツから選択することができます。

私の作例では、ほとんどキャノピー前部を接着してから塗装しています。塗装後に取り付けると、いかにも別パーツのように見えてしまうのですが、実機写真では一体感があります。事前に接着して、パテなどで隙間の加減を調整しておくと、かなり見栄えが良くなると思います。写真では、溶きパテで少し隙間を埋めて、溶剤を含ませた綿棒ではみ出した部分を拭き取っています。

レドーム先端のピトー管もディテールアップパーツを使いました。

これは真鍮で出来ていて、精密感のアップと作業中の破損を防ぐことが出来ます。(^^;

F/A-18Fの作成時と同様に、実機の退色やレタッチによる塗装ムラを再現するために、下地塗装に黒サーフェイサーの上に白でまだら模様を書き込んでいます。

垂直尾翼と水平尾翼が機体と異なる色なので、マスキングしながら塗り分けています。垂直尾翼と水平尾翼は、接着する前に塗装しても良いかと思いますが、なるべく一体感を出したいので、このようにしています。

写真ではいまいちムラがわからないのですね。現物は(主観ですが)いい塩梅に見えるのですが(^^;

点検扉は全部開けます。左上は空中給油装置の窓です。マスキングの手順を考えると、扉内部は全体の後に塗装したほうが良いかと思いました。

写真が暗いのですが、M61 20mmバルカン砲もいい感じで再現されています。

扉内部の塗装は説明書でも細かく指定されていますが、一部実機写真を元にそれっぽく調整しています。

扉を開いた状態で接着してしまうと、扉に重なるデカールを貼るのが大変になってしまうので、一度扉を閉じた状態で仮組みしてからデカールを張っています。扉はマスキングゾルで仮接着しましたが、結構ガッチリついてしまい、後で剥がすのに苦労しました。(^^;

デカールが乾燥した後に、デザインナイフで扉の形に切れ目を入れてから、扉を取り外しています。

キットにはミサイル等の武装がついていないので、これも別パーツで追加しています。

フェニックスミサイル×4、スパローミサイル×2、サイドワインダー×2のフル装備です。オプションパーツが本体の価格と変わらなくなってきました。(^^;

全部開けるので、エアブレーキも開けます。(^^;

汚しは少しだけオイル流れ等書き込んでみました。

中のメカが見えるのが個人的には最高です。

レドームも開けて、レーダーも見せます。

エンジンノズルは片方は開いて、もう片方は閉じている状態にしています。キットは開いたノズルと閉じたノズルが2個づつついているのですが、実機の駐機状態はこのようになります。ネット上でこのあたりのうんちくが詳しいです。(^^;

10年以上のプラモデルの世界から離れていたこともあってか、このキットは本当に技術の進歩を感じるものでした。F-14は30年以上前にハセガワの1/72キットを作ったことがあります。このハセガワのキットはエッジングパーツを多用していて、発売当時としては超絶なディティールだったのですが、かなり苦労して完成させた記憶があります。

今回作成したファインモールドのキットは細部を再現するためパーツ数もすごいことになっていますが、パーツの合いも良くストレス無く組み立てられます。完成には2ヶ月かかったので、これまでの作例中では比較的長い方ですが、あまり時間を感じませんでした。

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